安倍首相が就任以来続けてきた大手5紙トップとの会食懇談が28日夜の朝比奈豊・毎日新聞社長との会合で一巡しました。3ヶ月で新聞トップを総なめにした首相の思惑は、どこにあるのか。

 1月7日に渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長と東京・丸の内のパレスホテルの高級割烹で3時間の会食・懇談を皮切りに、大手5紙・在京テレビトップと次々と会い、28には椿山荘内の日本料理店店「錦水」で「毎日」の朝比奈社長と轡(くつわ)を並べました。

 大手紙首相官邸クラブ・キャップ経験者は「社トップが首相と会食懇談した日程は翌日付の紙面に『首相の動静』として載る。同じ紙面に首相批判の記事は載せにくい」と語っています。
【2013年3月31日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント これでは「ペンを折る」どころか、「御用新聞」そのものではないか?共産党以外の政党が自民党に“右へ倣(なら)え”し、メディアも誤用新聞」では戦時中の「大政翼賛会」では、国民は何を信じたらいいのか?私は訴えたい!立党以来90年間、国民こそ主人公を貫く日本共産党を思い切って大きく躍進させていただきたい。また、“真実の報道”を貫き「しんぶん赤旗」の読者を拡大してほしい。