1票の格差が最大で2・43倍だった昨年衆院選をめぐり、弁護士グループが選挙の無効を求めた訴訟で、岡山2区の選挙を無効とする判決が言い渡された。

 判決は「投票価値の平等に反する状態を容認することの弊害に比べ、無効判決による政治的混乱が大きいとは言えない」と指摘。格差是正を強く求める司法判断を軽視し続けたとして、国会を厳しく批判した。

【2013年3月26日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 各小選挙区の格差が当該裁判所で厳しく断罪されているが、小選挙区だけではない。自民党は惨敗した2009年時よりも得票を減らして、しかも4割の得票で8割の議席を独占しているのだ。総選挙自体が「無効」であり、比例代表制度か中選挙区制度か抜本的な選挙制度でやり直すべきだ。自民党、民主党、公明党に大喝ッ