4000万人が貧困脱出=ブラジルの経験学ぼう=途上国へ紹介/世銀と合意 2003年に発足したブラジルの労働党政権は、飢餓や貧困の削減を最優先課題に掲げ、貧困層向けの家族手当の拡充や、幼児を持つ貧困家庭への支援制度の充実などを進めてきました。政府によると、総人口の2割、約4000万人が貧困を脱出し、経済格差も縮小しました。世界銀行は昨年、ブラジルについて、貧困削減や格差縮小で「最も功績のある国」と評価していました。