3月1日に発動する歳出の「自動削減」をめぐるオバマ米政権と議会との駆け引きが続く中、無駄な軍事費を削って国民の生活を守るよう求める集会・デモが2月27日、全米各地で行われました。「ペンタゴン(米国防総省)のポーク(豚肉、利益誘導の俗称)をやめさせよう」と題したこの取り組みは運動団体USアクションが呼びかけたもの。首都ワシントンでは、大手軍需企業ロッキード・マーチンの議会対策事務所前に高さ6㍍の“貪欲な豚”の風船を置き、「教育に予算を」「戦費支出をやめよう}などと手書きしたプラカードを持った30人が気勢を上げました。
【2013年3月1日付しんぶん赤旗に掲載】