安倍晋三首相は22日午後、ホワイトハウスでオバマ大統領との始めての首脳会談を行いました。首相は会談後の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)交渉に関して「会談で聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になった」と指摘し、「なるべく早い段階で決断したい」とTPP交渉参加に踏み出す考えを明言しました。日本共産党志位和夫委員長は23日、「日米首脳会談で(TPP)交渉参加に踏み出したことは許しがたい」とする談話を、JA全中の萬歳章会長は声明をそれぞれ発表しました。
【2013年2月24日付しんぶん赤旗に掲載】