韓国で自動車の二酸化炭素(CO2)排出規制の導入が先送りされました。これについて、米韓自由貿易協定(FTA)が国内制度制定の障害になった初の事例だとして批判が起きています。韓国各紙が報じています。ハンギョレ新聞(電子版)6日付社説は、「韓米FTAが司法主権はもちろん立法主権まで揺るがし、国家の公共政策の決定並びに執行権を揺るがしかねないとの憂慮が現実化している」と指摘しました。
【2013年2月23日付しんぶん赤旗に掲載】