日本共産党山下芳生書記局長代行・参院議員団長は17日、NHK「日曜討論」に出席し、北朝鮮の核実験問題をめぐり対話による解決を強調し、そのために国際社会がやるべきこととして、2つの課題を提起しました。山下議員は冒頭、北朝鮮の核実験について「断固糾弾したい」と厳しく批判しました。

◆その上で第1に、国連が決議した制裁を北朝鮮を対話のテーブルにつかせるために実効あるものにすることを提起しました。

山下議員は、これまで北朝鮮が核兵器の放棄という合意をくり返し裏切ってきたことを指摘し、それだけに制裁のための制裁でなく、北朝鮮を対話のテーブルにつかせ核兵器を放棄させるために「中国を含む国際社会が一致して制裁を実効あるものにしていくことが大事だ」と語りました。

山下議員は第2に、国際社会が核兵器のない世界を本気でめざすことを提起。「私たちは核(兵器)をもう捨てるんだ、だからあなたも捨てなさい。これが(北朝鮮に対して)一番強い立場に立てると思います」と述べました。<中略>
【2013年2月18日付しんぶん赤旗に掲載】