日本共産党穀田恵二国対委員長は6日の記者会見で、中国軍艦が海上自衛隊護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射していたと政府が発表したことについて聞かれ、「不測の事態を招きかねない危険な行為で極めて遺憾だ」と述べました。穀田氏は、「『公海』上でというが、場所など状況が不明な点もあり、中国側も調査するといっているので事実をはっきりさせることが必要だ」と述べたうえで、「尖閣諸島をはじめとした一連の緊張がつづいているもとで、不測の事態、つまり軍事衝突をおこしてはならないということだ」と指摘しました。穀田氏は、「こういった事態が繰り返されないことが必要であり、冷静で理性的な話し合いこそが唯一の解決の道だ」と述べました。
【2013年2月7日付しんぶん赤旗に掲載】