オスプレイの配備を直ちに撤回せよー。「オール沖縄」の切実な思いが安倍晋三首相らに突きつけられました。「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会」は28日、①オスプレイの配備即時撤回 ②米軍普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念ーを求める「建白書」を安倍首相らに手渡しました。外務省、防衛相、内閣府、米大使館にも要請を行いました。

 代表団は、沖縄県内全41市町村の全首長、議会議長、県議33人など144人。27日の東京都内での集会、デモ行進とあわせ、復帰後最大規模の直訴行動となりました。日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員、5人の県議全員が参加しました。当初、面会する予定がなかった安倍首相は急きょ、翁長雄志那覇市長や稲嶺進名護市長らと4分間の面会に応じました。昨年10~11月のまとめだけでも、オスプレイの日米合意違反が318件に及んでいることについて小野寺五典防衛相は「防衛省として検証する」と述べました。

【2013年1月29日付しんぶん赤旗に掲載】