厚生労働省は25日、2013年度の年金支給額について、4~9月分は12年度と同額とすると発表しました。12年平均の全国消費者物価指数が前年比で変動しなかったためです。年金支給額は、前年の物価変動を反映させる「物価スライド」により、年度ごとに改定されることになってい明日。

 ただし、10月以降の支給額は、自公民3党が昨年の解散・総選挙のドサクサにまぎれて強行した改悪により、4~9月の支給額から1%減額され明日。4~9月の支給額は、国民年金が6万5541円、厚生年金が夫婦2人の「標準世帯」で23万940円。

 10月から1%、14年4月に1%、15年4月に0・5%減額し、3年間で2・5%引き下げられます。

【2013年1月26日付しんぶん赤旗に掲載】