小池の話をうなずきながら聞いていた大瀧氏は「ほとんど同じ」と賛意を示し、「なぜ右よりの勢力を中心にインフレをあおる動きがあるのか」と問いかけました。大瀧氏は、金持ちや大企業がバブル経済の時代に投機でつくった債務をインフレで帳消しにしようというのが、今の動きだと解説し、そのために「普通に働いている人がどうなってもかまわないという考え方です。こんなことを許していいわけはない」とインフレターゲット政策を厳しく批判しました。
【2013年1月20日付しんぶん赤旗に掲載】