「安倍氏の恥ずべき欲求」--。米国の有力紙ニューヨーク・タイムズが新年早々、安倍氏を手厳しく批判する異例の社説(3日付)を掲載しました。世界とアジアの目には、安倍新政権のとんでもない暴走が鮮明に見えているのです。「恥ずべき欲求」とはー。安倍首相が産経新聞のインタビュー(昨年12月31日付)で語った、「2つの談話」の見直しです。標的は、①日本の植民地支配と侵略に「心からのお詫(わ)び」を述べた村山富市首相の談話(1995年) ②「慰安婦」問題で旧日本軍の関与と強制を認めた河野洋平官房長官の談話(93年)。とくに河野談話については、「慰安婦」の「強制連行」を示す資料はないとし、それを「加味して内閣の方針」を示す。「未来志向の安倍内閣」の談話も出すーと言うのです。
世界に衝撃が走りました。ニューヨーク・タイムズは「日本の歴史を否定する新たな試み」と題した社説で「過去の偽造」と断定。「歴史に関する周辺国の批判を正面突破」(韓国紙・東亜日報)するものとして韓国、中国でも英国でも批判されました。<後略>
【2013年1月13日付「しんぶん赤旗」日曜版に掲載】
世界に衝撃が走りました。ニューヨーク・タイムズは「日本の歴史を否定する新たな試み」と題した社説で「過去の偽造」と断定。「歴史に関する周辺国の批判を正面突破」(韓国紙・東亜日報)するものとして韓国、中国でも英国でも批判されました。<後略>
【2013年1月13日付「しんぶん赤旗」日曜版に掲載】