自民、公明両党で3分の2を超す議席を占める結果になった総選挙。しかし、これは国民の願いとは大きく食い違っています。公示前の世論調査では消費税増税反対、原発ゼロ、9条改憲反対が多数でした。それだけに、今後の政策実行で自公政権が抱える矛盾はいっそう深刻になります。安倍晋三氏は組閣後真っ先にオバマ大統領に会うといいますが、TPPの問題ではごまかし発言は許されません。どんな問題でも「イエス」か「ノー」の態度表明が求められます。闘いはこれからです。来年夏の参院選で「民主党惨敗」を再現させようではありませんか。