自民党の安倍晋三総裁は25日のテレビ朝日の番組で、同党が衆院選公約に盛り込んだ憲法への「国防軍」明記に関し、「(自衛隊を)軍として認め、そのための組織もつくる。海外と交戦するときは、交戦規定にのっとって行動する。シビリアンコントロール(文民統制)も明示する」と表明しま下。

 安倍氏が光線規定の法的整備に踏み込んだのは、まさに「戦争する国」へと突進する意欲の現れであり、重大です。交戦規定=法に基づくことを根拠に、兵士が殺人罪に問われることを心配しないで武器使用できるようにする保障をつくる、危険な狙いです。

【2012年11月26日付しんぶん赤旗に掲載】