長野県旅館・ホテル組合会(久保田茂登会長)は21日、総選挙で日本共産党と県内5人の小選挙区候補者を推薦すると決定しました。県内団体が日本共産党と候補者を推薦するのは、同組合会が始めて。推薦状は日本共産党と5人の各候補者あて。「平成24年12月施行の衆議院選挙において貴党を推薦します」とあります。

 同組合会は、原発事故の風評被害を受け、
日本共産党との協力・共同を広げてきました。同組合会は11年11月、日本共産党長野県議団と懇談し、福島第一原発事故による風評被害について「原発事故の損害賠償に県内業者を含めてほしい」と要望。11月県議会の一般質問で取り上げ、県の対応をもとめました。今年1月には党県委員会主催の新年祝賀会に、久保田会長が来賓あいさつしました。解散直後に久保田会長は、「日本共産党を推薦したい」と明言。20日には石坂千穂和田明子両県議が、同組合会事務所を訪れ、推薦依頼状を手渡し懇談しました。
【2012年11月22日付しんぶん赤旗に掲載】