東京都の石原慎太郎知事(80)は25日、都庁で緊急記者会見を行い、同日付で知事を辞職し、自身を党首とする新党を結成して次期衆院選で国政への復帰をめざすと表明しました。
【2012年10月26日付しんぶん赤旗に掲載】

吉田信夫都議団長】の談話 石原知事は、小泉改革以来の大型開発優先、社会保障切り下げと弱肉強食の経済政策などを、都政で先行的に進めてきた。都民に犠牲を押し付けるひどい都政をすすめてきた石原氏が、都政を踏み台に国政に臨むことは許されない

松下ゆたかのコメント 閉塞感が重くのしかかる60年代の後半と似通った政治情勢です。国の悪政が変わらないもとで、70年の美濃部革新都政の誕生を皮切りに大阪、埼玉など革新ベルト地帯が次々と実現し、何と人口の48%を占めました。11月の都知事選を重視し、政治の真の改革へ力を合わせましょう。