「1票の格差」が最大5・0倍だった2010年7月の参院選は違憲だとして、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の上告審で、最高裁大法廷は17日、「格差は違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあった」として、違憲状態だったとする判決を出しました。

 
日本共産党市田忠義書記局長は、最高裁の判決について「当然である」「違憲状態としたことは重い」と述べtました。その上で、1票の価値の平等を実現するためには、現行制度そのものの抜本改革が必要と指摘。当時の西岡議長から提案された「総定数を削減せず、全国11ブロック比例代表制」の案を「たたき台」とすべきだと主張しました。
【2012年10月18日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント  10年施行の参院選が「違憲状態」と裁定されましたが、09年の衆院選もすでに「違憲」とされています。

  つまり、衆参両院が「憲法違反」の状態です。民意を正確に反映しない異常な国会で国民を苦しめる悪政が強行されているのです。江戸時代の悪代官を懲らしめた水戸黄門さんに登場願いたいものです。現代の水戸黄門=日本共産党に大活躍してもらおうじゃありませんか。