米海軍兵による16日未明の日本人女性への集団暴行事件に対し、沖縄県では衝撃とともに県民の大きな怒りが広がっています。仲井真弘多知事は17日、「もはや正気の沙汰ではないという感じすら受ける」と強く非難しました。県議会は同日、緊急の米軍基地関係特別委員会を開き、「県民の我慢の限界をはるかに超え」ていると抗議決議・意見書をまとめました。

 日本共産党県委員会は、直ちに街頭から緊急の抗議宣伝を実施。県庁前では、村山純県委員長代理が抗議しました。

【2012年10月18日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 女性を暴行して現行犯逮捕された2人の米兵は、テキサス州フォースワース海軍航空基地に配備されている輸送機部隊の所属。10月3日に来日し、米海軍厚木基地で勤務した後、グアムに移動するために14日から米空軍嘉手納基地に来ていました。そのうちの1人の容疑者は、県警の調べに対し、グアムに向けて出発する前に犯行に及んだなどと供述しています。まるで米兵の中では「犯罪するなら沖縄で」という感覚が常態化しているのではないのか?沖縄では「歩く凶器・米兵、空飛ぶ凶器・オスプレイ」と憤る人が多いとのこと。安保条約そのものを見直すべきと考えます。