昨日の第4戦でオリオールズに大手をかけられたヤンキースは崖っぷちでオリオールズを破り、2年ぶりでリーグ優勝決定シリーズに進出した。父の死に遭遇したジェラルディー監督は、悲しみを胸に秘めて最終戦に臨んだ。絶不調のロドリゲスを先発から外し、好調イバニェスを起用した。そのイバニェスとイチローが打点を挙げ、グランダースが大ホームランを打った。投げてはサバシアが完投し、オリオールズの追い上げを断ち切った。激闘を繰り広げてア・リーグを最後まで盛り上げた両チームにあっぱれ!明日から始まるリーグ優勝決定シリーズが愉しみだ。
【2012年10月13日付しんぶん赤旗に掲載】