青森県の三村申吾知事が社長を務めていた建設会社が、原発の使用済み核燃料の再処理を請け負う「日本原燃」(青森県六ヶ所村)から幸嗣を受注していたことが、しんぶん赤旗日曜版編集部の調べでわかりました。

 日本原燃は再処理工場だけでも約2兆1930億円を投資。建設費の原資は元をただせば電気料金。知事の関連企業に、電気料金が“還流”していた構図です。(「赤旗」日曜版10月7日号で詳細)

【2012年10月7日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 先日、政府が「30年代までに原発ゼロ」という方針を決定した直後に、枝野経産相が青森の三村知事に会い、「建設中断している大間原発の再開」を発表したところ、知事も大間の議会も大賛成している映像を見て、違和感を覚えた。

 海を隔てた函館では市長も議会も猛反対しているのにだ。

 この「赤旗」の記事を見て真相がわかった。莫大な「原発マネー」ほしさに、汚染された地元の政治家が「工事再開」を待ち望んでいたわけだ。こんなことをやっていて原発事故をやったら、大間の高級マグロも風評被害で売れなくなることは明らかだ。悪徳政治家を緊急逮捕して原発マネーの流れを明らかにさせよう!スクープしたしんぶん赤旗日曜版の編集部にあっぱれ!