レスリングの女子世界選手権55㌔級で吉田沙保里(ALSOK)が10連覇を遂げ、5輪と合わせて男女を通じ史上初の13大会連続世界一を達成したことについて、12大会連続の最多記録を持っていたアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)が29日、「強い精神力と忍耐力による偉業。吉田は多くの後輩の手本になる選手だ」と賛辞を贈りました。日本レスリング協会を通じて談話を発表しました。

 男子グレコローマンスタイル130㌔級で1990年代を中心に長く君臨したカレリン氏は「今回の見事な勝利で、レスリングの素晴らしさを世界にアピールできたと確信している」と述べました。

【2012年10月1日付しんぶん赤旗に掲載】