「地に落ちた原子力行政に対する信頼回復」「透明性の確保」を掲げて発足した原子力規制委員会(田中俊一委員長)が、「しんぶん赤旗」を記者会見から排除した問題。「報道規制が初仕事か」「何を恐れての『赤旗』排除か」などの怒りの声が広がっています。規制委員会は「排除」理由を日々“更新”するなど大迷走。排除ありきの道理の無さが浮き彫りになっています。
【2012年9月30日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 原子力規制委員会は、「赤旗」排除理由を日々変えています。「特定の主義主張」→「政党機関紙」→「会見場が狭い」と言いつくろっています。同時に、フリーの記者の会見参加も「どういった雑誌にどういった記事を書いているかわ見て、特定の主義主張を持って書かれている方はご遠慮いただいています」と述べ、憲法が禁止する検閲まがいの発言までしました。

 この問題はネットで大反響。2万を超えるアクセスがありました。いままでの姿勢を改めて仕事をするなら、ビクビクせず、堂々と公開すべき。それもできないなら「規制庁」の看板を外し、解散しなさい!財界・電力会社「寄生(きせい)庁」に大喝ッ!