レスリングの女子世界選手権第2日は28日、2階級が行われ、55㌔級でロンドン5輪金メダルの吉田沙保里(ALSOK)が優勝し、10連覇を果たしました。吉田は2002年以降、5輪と世界選手権を合わせて13大会連続世界一に輝き、12大会連続で並んでいた男子グレコローマンスタイル130㌔級のアレクサンドル・カレリン(ロシア)の記録を超え、男女を通じ史上最多となりました。

 吉田は「絶対勝つという気持ちが上回った。世界一の記録を誇りに思う」。決勝でマルーリス(米国)にフォール勝ちした瞬間、記録ずくめとなった女王の笑顔がマット上ではじけた。ロンドン5輪後の大会で、多くの選手が欠場するなかで、全戦フォール勝ちは圧巻!日本の誇る吉田沙保里選手にあっぱれ!