衝撃を呼んだのが、12日に結党宣言した「日本維新の会」の支持率。フジテレビの世論調査(20日、首都圏)で前週の9・4%から4・8%へ半減。「朝日」の調査(8、9日実施)でも5%でした。

 26日に開設した同党の東京事務所の所長には、長く自民党幹事長室長を務めた近江屋信弘氏が就任。政策アドバイザーには、安部元首相と「同志」と認め合う米田健三・元自民党衆院議員が入っています。

 最たるものは、「維新の会」の英語表記。「RESTORATION PARTY]とされますが、これは「復古の会」とも訳せます。まさに、古くて危険な同党の本質を示しています。

【2012年9月27日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 橋下徹大阪市長引きうる「日本維新の会」は、政党をつくる過程で、アメリカ・財界の”ストレステスト”を受け、TPP参加、原発再稼働、オスプレイ配備、消費税増税・社会保障改悪、非正規労働など主な政策は2大政党とウリ2つ。

 国会議員は民主・自民・みんなの党のおこぼれ、まさに、落ち穂拾いと言ったところだ。東京事務所の幹部も自民党のOBを回してもらった。そして、国会進出には、出戻りの安部晋三の指南を受けている。

 これでは、何も新しい政党でも何でもない。「維新の会」の英語表記が【復古の会】というからピッタリだ。高い支持率が急落しており、有権者の目は厳しい。そこで、民主・自民・公明3党と「維新の会」まとめて、【復古4悪党】と名づけてみたがいかがか?