公約を投げ捨てた現首相と、政権を投げ出した元首相ーーマスメディアが大キャンペーンを張った民主党と自民党の「ダブル党首選」の結果、野田佳彦首相と安部晋三元首相が選ばれました。「2大政党」の行き詰まりを象徴するような結果です。一方、これに代わる「受け皿」として、国政進出を宣言した「日本維新の会」も、一部世論調査で支持率が急落。民主・自民両党から零れ落ちた議員の「選挙互助会」との批判が高まっています。
【2012年9月27日付しんぶん赤旗に掲載】