沖縄県の地方紙・沖縄タイムスは、防衛省が27日に山口県岩国市の米海兵隊岩国基地で予定している垂直離着陸機MV22オスプレイの体験試乗に参加しないことを明らかにしました。21日付の報道。オスプレイに乗っても安全性について判断を下すことはできず、「記者が搭乗することによって、県民に同機が安全だという根拠のない情報を発信する恐れがある」としています。

 防衛相によると、メディアを対象にした体験搭乗は、同省記者クラブと沖縄・山口の両県政記者クラブに案内。搭乗希望は21日で締め切られたにもかかわらず、最終的な搭乗人数について同省は25日、「集計がまとまっておらず、答えられない」とのべました。

【2012年9月26日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 果たしていつ落ちるかもしれない欠陥機に乗り込む記者がいるのか疑問です。「安全だから大丈夫」「大丈夫だから1回乗ってみて」というフレーズはどこかで聞いたことがあります。まるで“振り込めサギです。間違っても試乗してはダメですよ。