レンジャーズのダルビッシュ有はアナハイムでのエンゼルス戦に先発し、8回を4安打1失点で1年目の日本選手としては単独で最多となる16勝目を飾った。一方、ヤンキースに移籍したイチローは絶好調で、7安打を放った前日に続き2安打3打点。イチローのヒットを突破口にヤンキースは大量得点を上げ、地区優勝にあと1歩と迫った。

 とにかくダルビッシュの安定感は抜群で、立ち上がりでの四死球で自滅することなくなった。ホーム改造が成功して、優勝めざすワシントン監督もニンマリだ。20勝で新人王も夢ではなくなった。巨人の優勝も3年ぶりだ。世の中、少しは明るくなってほしい。ダルとイチロー、巨人にあっぱれ!