枝野経産相は15日、青森県の三村申吾知事、古川健治六ヶ所村長と会談。建設中の大間原発の工事継続を認める考えを示しました。原発は「40年原則」であり、50年代まで稼働することになり、1日前に政府が決めた「30年代」までの原発稼働ゼロ方針がウソになります。

 枝野経産相は、六ヶ所村での原発の使用済み核燃料の再処理事業継続を明記したと説明。また、再処理で発生したプルトニウムとウランの混合燃料を利用するプルサーマル事業についても「国が責任をもち進める」と語りました。

【2012年9月16日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント  「30年代」との政府方針自体が遅すぎるのに、これから原発を新設して40年間も稼働させることになると、2053年頃まで原発の危険に苦しめられること になります。公約したことはやらず、公約しないことをやる民主党・野田政権の本性が再び露呈しました。野田政権を退陣に追い込むとともに、うそっぱち大臣 はいますが止めさせましょう。