毎朝、あったかい人間関係とサプライズなドラマ展開で楽しませてくれたNHKテレビ「連続テレビ小説」“梅ちゃん先生”も残りわずかとなった。梅子が男の子を出産し、夫婦が悩んだ末に考えた名前は“太郎”だった。

 そして、建造がつけた「梅子」の意味を初めて父から聞かされる。「冬の寒さの中でも緑を保つ「松」、雪の重さにも負けず、すくっと生える「竹」、寒さの中でも花を咲かせる「梅」だ。

 「中国では“歳寒三友”といい、清廉潔白の生き方をいう。決して松竹梅は順番の意味ではない」と言われ、梅子は納得し感謝する。このドラマが面白いだけでなく、見るものの生き方に示唆を与え、感動させる内容にあふれている。梅ちゃん先生のドラマをつくってくれた全てのスタッフにあっぱれ!