「日本国民はわれわれの誠実さに感謝している」--米海兵隊のトップであるエイモス総司令官が、新型輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に関し、日本国民の怒りをまったく逆さまに描く、傲慢(ごうまん)な態度をみせました。

 エイモス司令官は28日、米ワシントン市内のナショナル・プレス・・クラブで行った講演後の質疑応答で、モロッコでのオスプレイ墜落事故調査に言及。「日本政府の評価チームは事故調査結果の説明を受け、映像も見て、実際にオスプレイにも乗った。われわれはモロッコで起きた悲劇について、すべてにおいて率直だった」と述べました。

 その上で、「日本政府と国民は、この問題に関するわれわれの誠実さにとても感謝していると思う」と語りました。

【2012年8月31日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント オスプレイは手狭な揚陸艦で離発着陸できるように回転翼を短くしたために、事故を多発するようになった。まさに構造上の欠陥だ。これが真実なのに「人為的なミスが主要な原因」と日本側に説明し、森本防衛相もその気になっている。

 テスト訓練パイロットのような事までやって見せた卑屈(ひくつ)な防衛相も防衛相なら、「われわれの誠実さにとても感謝していると思う」と言い放った米高官の態度も大国主義で許せない。日米関係が対等平等でない象徴的な発言だ。ヤンキー・ゴー・ホーム!喝ッ