野田内閣が原発を推進してきた人物を原子力規制委員会に送り込む人事案を閣議決定した24日、首都圏反原発連合有志が呼びかけた首相官邸前抗議行動がおこなわれ、官邸前や国会一帯埋めた4万人の参加者は、「原発いらない」「大飯原発の停止」「原子力規制委員会の人事案撤回」を求めて怒りの声を響かせました。

志位和夫委員長が参加「ここからは頑張りくらべ」
 官邸前と国会正門前でマイクを握った
志位さんが『大きな音だね』としか言わなかった野田総理がとうとう反原連のみなさんとの会談に応じました。数万、十数万の声が官邸『前』行動を官邸『内』行動まで進めたのですから、これは歴史的な出来事です」と強調すると、「そうだ!」の声と拍手が飛び交いました。

 「ここからは、“頑張りくらべべ”です。原発にしがみつく勢力が勝つのか、原発をなくそうというまっとうな国民が勝つのか、原発をなくし、再稼働をやめさせるまで、声をあげつづけようではありませんか」と力強く呼びかけると、「よーし」の声と拍手がわき上がりました。
【2012年8月25日付しんぶん赤旗に掲載】