【Q】保育の質はどうなるの?

【A】
 今は、認可保育所の職員配置や子ども1人当たりの面積は、国の基準に従うことになっています。ただし、待機児が多い市町村では、国の基準より面積が狭くてもよいことにしており、大阪市で実施されています。

 認可保育所以外の施設でも、幼保連携型の認定こども園の職員配置などで一定の基準はあるものの、多くは自治体まかせなど、基準をゆるめる方向になっています。

 「新システム」関連法案について、小宮山洋子厚生労働相は、「修正」しても「8割は実現できる」と強調しています。同法案は、国会で問題点を徹底審議して廃案にすべきです。
【2012年8月12日号しんぶん赤旗日曜版に掲載】

松下ゆたかのコメント 09年の政権交代は一体なんだったのか?「やらない」といった消費税大増税は自民・公明に助けを求めて強行し、年金、医療、介護、保育、障害福祉は「3党合意」でズタズタに改悪してしまった。国民を裏切った野田政権を許せません。戦争を推進した日独伊「3国同盟」と酷似した民自公「3党合意」に「ノー」の審判を下しましょう。「消費税に頼らない別の道がある」と建設的提案をしている日本共産党を思い切って躍進させて、消費税増税の実施をやめさせましょう。