民主、自民、公明の3党による消費税増税法案の採決を阻止するため、日本共産党など野党7党・会派の合意で衆院に提出された野田内閣不信任決議案が9日の本会議で採決されました。

 民主党など与党の賛成多数で否決されましたが、民主党や欠席を決めた自民党からも賛成票が相次ぎ、深刻な矛盾が浮き彫りになりました。議員面会所などには消費税廃止各界連絡会などの呼びかけで、多くの人たちが駆けつけ、採決後には不信任否決に抗議するなど、国会内外に激しい怒りが渦巻きました。
【2012年8月10日付しんぶん赤旗に掲載】