女子サッカーの準々決勝が午前1時から実況放送されるというのに、不覚にも寝過ごしてしまった。寝過ごした理由は、「フランスには勝てない」という気おくれが災いしたのかもしれないが、目をこすってテレビの画面を見るとすでに2-0で日本が勝っていた。
がぜん気分がよくなり、試合展開をみると後半戦も半分に差しかかっており、フランスが押せ押せで球を支配している。フランスが圧倒しているように見えるが、点が入らないのだ。守備陣も加わり攻勢をかけ24本ものシュートを試みるがゴールを決められず残り時間わずかとなる。遂に4分間の延長時間も切れ、2-1で日本が勝利した。
一方的にやられているようで大きな失点を許さなかったのは、ゴールキーパーの福元の大健闘だ。どこからボールが飛んでこようがしっかり球をつかみ落球しない。その技と根性は世界屈指かもしれない。一方、フランスチームが失点が多いのはゴールキーパーがよく落球するのだ。試合終了後佐々木監督は「福元が神様に見えた」と語ったが言い得て妙だ。
2点のゴールは、いずれも宮間のベスト打球だった。大リーグのダルビッシュが投げるツーシームに似ており、速球が手元に来て微妙に変化する。“実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな”という言葉があるが、(試合を)“こなすほどエースが増えるなでしこは”と一句詠んでみた。
がぜん気分がよくなり、試合展開をみると後半戦も半分に差しかかっており、フランスが押せ押せで球を支配している。フランスが圧倒しているように見えるが、点が入らないのだ。守備陣も加わり攻勢をかけ24本ものシュートを試みるがゴールを決められず残り時間わずかとなる。遂に4分間の延長時間も切れ、2-1で日本が勝利した。
一方的にやられているようで大きな失点を許さなかったのは、ゴールキーパーの福元の大健闘だ。どこからボールが飛んでこようがしっかり球をつかみ落球しない。その技と根性は世界屈指かもしれない。一方、フランスチームが失点が多いのはゴールキーパーがよく落球するのだ。試合終了後佐々木監督は「福元が神様に見えた」と語ったが言い得て妙だ。
2点のゴールは、いずれも宮間のベスト打球だった。大リーグのダルビッシュが投げるツーシームに似ており、速球が手元に来て微妙に変化する。“実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな”という言葉があるが、(試合を)“こなすほどエースが増えるなでしこは”と一句詠んでみた。