大相撲夏場所・名古屋場所千秋楽のきょう、結びの一番、横綱・白鳳に大関・日馬冨士が対決した。一年6場所15日制になって、横綱と大関が全勝同士で対決するのは29年ぶり。満員御礼の垂れ幕が下がり42本の顕彰。申し分のない立会いで先手を取ったのは日馬冨士、のど輪で白鳳の体を起こし、張り手でスキをつくり左上手を引きつけ頭をつけた。そのまま上手投げで土俵際に一気に追い詰め寄り切った。
表彰式後のあいさつで「全身全霊で戦った」「ファンのみなさんのおかげ」「みなさんが希望のもてるようがんばる」と語った。一方、白鳳にこれまでの勢いはなく精彩を欠いた。1人横綱でがんばってきた白鳳時代の終焉を見たような気がする。6人の大関の中で日馬冨士が首1つ前へ出た。稽古でさらに精進し体を大きくし、2人横綱時代を切り開いてほしい。2場所連続で敢闘賞を得た妙義龍は、次代を担う風格をもって存在を示した。
表彰式後のあいさつで「全身全霊で戦った」「ファンのみなさんのおかげ」「みなさんが希望のもてるようがんばる」と語った。一方、白鳳にこれまでの勢いはなく精彩を欠いた。1人横綱でがんばってきた白鳳時代の終焉を見たような気がする。6人の大関の中で日馬冨士が首1つ前へ出た。稽古でさらに精進し体を大きくし、2人横綱時代を切り開いてほしい。2場所連続で敢闘賞を得た妙義龍は、次代を担う風格をもって存在を示した。