自民党の河村建夫選挙対策局長は18日、新潟市で開かれた次期衆院選の同党候補の会合で講演し、「景気対策をどうするか、民主党政権は手つかずの状況で、日本の経済力に黄信号がともっている。その天誅(てんちゅう)が、まさに3・11の(東日本)大震災だった」と述べました。経済再生策の必要性を訴える中での発言。

 格差と貧困の拡大、経済政策の破たんで政治の行きづまりをまねいた自公政治の悪政を棚上げし、いまなお震災被害に苦しむ国民と自治体の取り組みを傷つける、政治家失格の暴言です。
【2012年7月19日付しんぶん赤旗に掲載】