日本共産党穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、衆院での消費税増税法案の強行以降、民主党から離党者が相次いでいることについて問われ、「野田内閣の暴走がいっそうひどくなり、国民との矛盾がさらに深まっていることの表れだ」と強調しました。

 とりわけ原発再稼働とともに野田内閣の暴走のあらわれとして、沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備問題に言及。民主党の前原誠司政調会長でさえオスプレイ配備に対する政府の対応に不満を唱えていることにふれ、「沖縄県議会をはじめ県内全市町村議会で、配備反対の抗議決議・意見書が可決され、低空飛行訓練の予定ルート下の関連自治体も反対の声をあげている。政府がアメリカの言うままに世界一危険な軍用機を配備しようとしていることに対する国民の怒りの反映だ」と述べました。
【2012年7月19日付しんぶん赤旗に掲載】