「『さようなら原発』1千万人署名市民の会」の呼びかけ人である作家の大江健三郎、経済評論家の内橋克人、ルポライターの鎌田慧(さとし)の3氏が12日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、原発再稼働に抗議し、16日の「さようなら原発10万人集会」(代々木公園)への参加を呼びかけました。

 大江氏は、関西電力大飯原発3号機の再稼働を決めた野田佳彦首相を「福島の事故を『無かったこと』にするというのが、彼の考え方の全体だ」と厳しく批判しました。3氏らがすすめる「1千人万人署名」は、すでに約750万人分が政府、国会に提出されています。
【2012年7月13日付しんぶん赤旗に掲載】