＜パンダの赤ちゃん＞男の子を出産したシンシンにあっぱれ！赤ちゃんの名前はぜひ、フクフクを！

　上野動物園は７日、ジャイアントパンダの赤ちゃんは雄だったと発表しました。母親の「シンシン」がタケなどを食べて赤ちゃんを抱く様子が見られなくなったため、７日未明に一時赤ちゃんを保育器に移したことも明らかにしました。

　記者会見した福田豊副園長は「食事に夢中になって一時的に母親スイッチが切れたのだろう。育児放棄ではなく育児疲れだと思う」とコメント。８日にも赤ちゃんをシンシンの元に戻す湯体。「生育は順調ではないか」としています。

　スタッフがシンシンから採った母乳を哺乳瓶で与えるなどしており、元気を取り戻しつつあるといいます。
【２０１２年７月８日付「しんぶん赤旗」に掲載】

【松下ゆたかのコメント】

　慣れない日本に来て自然分娩で男の子の赤ちゃんを産んで母子とも元気な様子に喜んでいます。日中友好条約締結の高揚のなかでジャイアントパンダが来日して２４年。パンダの果たした役割は大きいものがあります。“近くて遠い国”を文字通り“近くて親しい国”になるようになってほしいですね。シンシンの赤ちゃんの名前をプレゼントしてあげます。私の考えた名前は“フクフク”です。原発事故からの復興をめざしている福島県の「フク」と、日本中に幸福をもたらすための「フク」です。