日本共産党茨城県委員会は1日、つくば市のつくば国際会議場で志位和夫委員長を迎えた演説会を開きました。会場は第2会場まで満席に。斉藤浩県医師会長と秋山豊JA茨城県中央会専務理事が来賓あいさつし、北茨城市の豊田稔市長と東海村の村上達也村長がメッセージを寄せました。
県医師会会長・JA専務理事と志位委員長が懇談=TPP阻止へ力を合わせようと語る
演説会を前に日本共産党の志位和夫委員長は、斉藤浩医師会会長、秋山豊JA専務理事と懇談し、米国への市場開放で農業や医療に大きな打撃を与える環太平洋連携協定(TPP)参加阻止に向けて力を合わせていこうと語り合いました。
斉藤氏は「TPP参加はアメリカ政府を後ろであやつる米財界の圧力があるのではないか」と述べると、志位氏は「アメリカの多国籍企業の要求を全面的に入れて、国民の安全を切り捨てるものです」とこたえました。
秋山氏は「養蚕農家ですが、かつて市場開放でまゆの価格が半分に下がり、毎年農家が減っています。関税を下げることの恐ろしさを感じています」と話しました。志位氏は「価格保障と所得補償を組み合わせて、再生産ができる農家の収入を確保することが重要です。大きな共同を広げていきましょう」と応じました。
秋山氏が「アメリカのやり方が露骨に出てきている」と述べると、志位氏は「日米安保条約の是非まで考えなければいけない」と指摘。大飯原発再稼働反対の官邸前のデモなど、いろいろな運動が共同すれば政治を変えるだけの流れができていると語りました。
斉藤氏は「基地問題も原発問題も同じ土俵のなかで動いている問題だ」と指摘。志位氏は「世界で軍事同盟はいくつも残っていません。日米安保条約のもとでアメリカ言いなりになっている体制を変える必要があります」と述べました。
県医師会会長・JA専務理事と志位委員長が懇談=TPP阻止へ力を合わせようと語る
演説会を前に日本共産党の志位和夫委員長は、斉藤浩医師会会長、秋山豊JA専務理事と懇談し、米国への市場開放で農業や医療に大きな打撃を与える環太平洋連携協定(TPP)参加阻止に向けて力を合わせていこうと語り合いました。
斉藤氏は「TPP参加はアメリカ政府を後ろであやつる米財界の圧力があるのではないか」と述べると、志位氏は「アメリカの多国籍企業の要求を全面的に入れて、国民の安全を切り捨てるものです」とこたえました。
秋山氏は「養蚕農家ですが、かつて市場開放でまゆの価格が半分に下がり、毎年農家が減っています。関税を下げることの恐ろしさを感じています」と話しました。志位氏は「価格保障と所得補償を組み合わせて、再生産ができる農家の収入を確保することが重要です。大きな共同を広げていきましょう」と応じました。
秋山氏が「アメリカのやり方が露骨に出てきている」と述べると、志位氏は「日米安保条約の是非まで考えなければいけない」と指摘。大飯原発再稼働反対の官邸前のデモなど、いろいろな運動が共同すれば政治を変えるだけの流れができていると語りました。
斉藤氏は「基地問題も原発問題も同じ土俵のなかで動いている問題だ」と指摘。志位氏は「世界で軍事同盟はいくつも残っていません。日米安保条約のもとでアメリカ言いなりになっている体制を変える必要があります」と述べました。