米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの配備に関連して防衛省が発行し、国会議員などに配布しているパンフレットに、同機はエンジンが停止した場合の緊急着陸の際、「オートローテーション(自動回転)を行う」と説明していることが分かりました。オスプレイの製造元であるベル・ボーイング社は『V22オスプレイ・ガイドブック2011~12年版』で(オスプレイは)オートローテーションに頼らない」と明記しており、同省の説明と食い違っています。
【2012年7月2日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント これ程重大な政治問題になっているオスプレイの安全に関する核心部分について、製造元の説明に反するパンフレットを平然と国会議員に配布している防衛省の感覚は異常です。見解が違うのであれば、その説明をするのが当然です。しかし、事前確認もせずに問題パンフレットを配布した防衛省の責任は重大です。アメリカいいなりで国会と国民をなめた防衛省に喝ッ!防衛省を「防米賞」に変更したらどうでしょうか?