朝日新聞社が実施した緊急の世論調査(26、27日)によると、消費税増税法案に「反対」は52%で、「賛成」39%を大きく上回りました。社会保障改革に対する野田首相の取り組みについても「評価しない」が54%と「評価する」30%を上回っています。

 一方、共同通信社が実施した世論調査(26,27日)でも、消費税増税に「反対」は33・7%。「どちらかといえば「反対」19・2%をあわせると過半数を超え、「賛成」13・0%を大きく上回りました。

 全国紙は民自公3党の“増税談合”による法案成立をあおり続けていますが、その全国紙が実施した世論調査でも国民多数が消費税増税に反対する状況は変わっていません。
【2012年6月29日付しんぶん赤旗に掲載】