「国民生活を打ち砕く暴挙だ」「悪法に悪法を重ねる密室談合は許さないぞ」--国会につめかけた人たちから怒りの声があがるなか、民主、自民、公明3党は26日、消費税率を10%に引き上げ、社会保障の大改悪を押し付ける「一体改革」関連法案の衆院本会議採決を強行し、賛成多数で可決しました。

 3党が密室談合で決めた修正・新法案の8つを、わずか13時間余の審議で、国民の声を聞く公聴会も開かずに強行したもの。

 
日本共産党志位和夫委員長は、裁決強行を受け記者会見し、「強い怒りをこめて抗議する」と述べるとともに、「たたかいはこれからだ。参院で廃案に追い込む決意だ」と表明。同日夕、新宿駅西口で訴えました。また、志位和夫委員長をはじめ党の国会議員団は、衆院議員面会所での行動に駆けつけました。
【2012年6月27日付しんぶん赤旗に掲載】