日本共産党志位和夫委員長は21日、国会内で記者会見し国会会期の79日間延長が強行されたことについて「消費税増税法案を何が何でも押し通すための延長であり、わが党は厳しく反対した。数の力で押し切ったことに強く抗議する」と表明しました。

 
志位氏は、「言語道断だ。どんな世論調査でも5~6割が反対している大増税法案を押し通すのは、民意にも自らの公約にもそむく暴挙であり、許されない」と強調。「社会保障制度改革推進法案はまったくの信奉であり、今日になって議員に配るという状況で、まったく審議されていない。これを採決するというのは議会制民主主義をじゅうりんする暴挙だ」と批判し、「徹底審議と国会内外の共同の力でこれらの法案を廃案に追い込むために力を尽くしたい」と述べました。