障害者自立支援法の名前を変えただけの障害者総合支援法が可決、成立したなか、全国から集まった障害者や関係者200人余りは20日、「私たちの声を聞かず、審議もつくさないまま障害者総合支援法が成立するのは許せない」と怒りの声を上げました。同時に、新法制定まで運動を続ける決意を固めあいました。
【2012年6月21日付
しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 2009年の政権交代で多くの障害者は喜びました。障害者にまで重い負担をかけてきた自公政権時代の悪法がなくなるという希望を持って、新しい政権を迎えました。そして、超党派の話し合いで新しい法律制定に向けて「骨格提言」をまとめました。この「骨格提言」の内容にそって、民主党は「新法」をつくると約束していたのです。

 ところが、民自公の3党談合の中で「自立支援法」に瓜二つ、名称だけを変えた「新法」を押し付けたのです。まさに障害者をだました「詐欺(サギ)ともいえる悪辣さです。民自公に大喝ッ!