日本共産党の志位和夫委員長は16日の会見で“毒を食らわば皿まで”と、強行につぐ強行を重ねている」民自公3党、野田政権の姿勢を厳しく批判するとともに、「この2つの暴挙に共通していることが2つあります」とのべました。
1つは、消費税増税についても、原発再稼働についても、どんな世論調査でも国民の多数が反対を表明していることです。志位氏は「政府の姿勢と国民の世論が、こんなに乖離し、相反していることはありません」と強調しました。
もう1つは、消費税増税と原発再稼働を強く迫ってきたのが、日本経団連であったということです。志位氏は、「この2つの暴挙について、それを推進してきた日本経団連は、もろ手を上げて歓迎しています。財界と一体に暴挙をあおり続けてきた巨大メディアの責任も重大です。いまの状況を前向きに打開するためには、『財界中心』の政治を断ち切る改革が必要です」と述べました。
志位氏は、そうした改革によってこそ、消費税に頼らずに社会保障充実、財政危機打開の展望が開かれると強調。原発をゼロにし、「自然エネルギー大国・日本」への道を切り開くうえでも、「財界中心」政治の打破が重要だと述べました。
【2012年6月17日付「しんぶん赤旗」に掲載】
1つは、消費税増税についても、原発再稼働についても、どんな世論調査でも国民の多数が反対を表明していることです。志位氏は「政府の姿勢と国民の世論が、こんなに乖離し、相反していることはありません」と強調しました。
もう1つは、消費税増税と原発再稼働を強く迫ってきたのが、日本経団連であったということです。志位氏は、「この2つの暴挙について、それを推進してきた日本経団連は、もろ手を上げて歓迎しています。財界と一体に暴挙をあおり続けてきた巨大メディアの責任も重大です。いまの状況を前向きに打開するためには、『財界中心』の政治を断ち切る改革が必要です」と述べました。
志位氏は、そうした改革によってこそ、消費税に頼らずに社会保障充実、財政危機打開の展望が開かれると強調。原発をゼロにし、「自然エネルギー大国・日本」への道を切り開くうえでも、「財界中心」政治の打破が重要だと述べました。
【2012年6月17日付「しんぶん赤旗」に掲載】