メキシコからの報道によると、同国のカルデロン大統領は5日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減について、拘束力のある目標を定めた法案に署名しました。法案は4月に上院を通過しており、成立しました。

 同法はメキシコ国内の温室効果ガスの排出量を2000年比で20年までに30%、50年までに50%削減するとしています。また、24年までにエネルギー源の35%を再生可能エネルギーでまかなう目標を掲げ、政府機関に再生可能エネルギーの活用を義務付けるとしています。カルデロン大統領は同日、「気候変動に対処する総合的な法律だ」「メキシコを環境保護における国際的なリーダーにしてきた努力の一環だ」と語りました。
【2012年6月8日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 「環境保護における国際的なリーダー」を自認し頑張っているメキシコにあっぱれ!それに比べ原発事故を起こしながら、原発推進政策に固執し、原発の再稼働をすすめる民主党政権は亡国の政権だ。一方、この暴挙を許さずと草の根のたたかいが燎原の火のように広がっていることも重要だ。かけがえのない地球を守るために、力を合わせましょう。