ドイツのエネルギー大手、エーオンとRWEの両者は、英国での2つの原子力発電所建設計画から撤退することを決めました。BBC放送など英メディアが29日、いっせいに伝えました。英政府が進めている老朽化した原発の更新計画に重大な支障を与えそうです。
両者は撤退の理由を資金問題と説明。ドイツ政府が昨年5月に22年までの原発撤退を決めたことで、両社がドイツ国内に保有する原発の解体にかかる経費が増大したことなどを挙げています。
一方、環境保護団体グリーンピースは同日、「政府のエネルギー戦略は崩壊している。ドイツなどの原子力企業の誘致に多額の税金を使ってもムダだ」とし、原発からの撤退を求めました。
【2012年3月31日付「しんぶん赤旗」に掲載】
両者は撤退の理由を資金問題と説明。ドイツ政府が昨年5月に22年までの原発撤退を決めたことで、両社がドイツ国内に保有する原発の解体にかかる経費が増大したことなどを挙げています。
一方、環境保護団体グリーンピースは同日、「政府のエネルギー戦略は崩壊している。ドイツなどの原子力企業の誘致に多額の税金を使ってもムダだ」とし、原発からの撤退を求めました。
【2012年3月31日付「しんぶん赤旗」に掲載】