原発再稼働へ、政府“前のめり”＝大飯原発のストレステスト了承で住民が【ストレス】？？

内閣府原子力安全委員会（斑目春樹委員長）は２３日、臨時会議を開き、定期点検で停止中の関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）の再稼働の手続きとされるストレステスト（耐性試験）１次評価について、経済産業省原子力安全・保安院が関電の評価結果を「妥当」とした審査書を了承しました。
【２０１２年３月２４日「しんぶん赤旗」に掲載】

【松下ゆたかのコメント】

斑目委員長自身が「１次評価は簡略的な方法で、ちゃんとした評価をしていないと思うところが多々ある」と述べ、原発の総合的安全評価として１次評価だけでは不十分だとの考えを改めて示しました。それなのに臨時議会は５分で終了、耐性試験を「了承」してしまいました。集まった傍聴者から抗議の声が上がりました。福島原発事故の検証もなしに再稼働を強引にすすめる民主党・野田政権に大喝ッ！