松井一郎大阪府知事が提出した「府教育基本条例案」(府教育行政基本条例案、府立学校条例案)が21日、府議会教育常任委員会で、日本共産党、民主党の反対、「維新の会」と自民党、公明党の賛成多数で可決されました。採決にあたって日本共産党朽原亮議員が、同条例案が教育への知事の介入を認めており、「到底認めることはできない」と態度表明し、継続審議を主張しました。職員基本条例案は、この日の総務常任委員会での採決は見送られました。

府議会には同日、2万7千人分の署名が提出され、これまでの提出分とあわせ、20万7千人分になりました。
【2012年3月22日付「しんぶん赤旗」に掲載】